ビシンコニン酸
ビシンコニン酸
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/06 14:17 UTC 版)
ビシンコニン酸 Bicinchoninic acid |
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2-(4-carboxyquinolin-2-yl)quinoline-4-carboxylic acid |
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別称
2,2'-ビシンコニン酸
2,2'-ビキノリン-4,4'-ジカルボン酸 |
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識別情報 | |
3D model (JSmol)
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ChEMBL | |
ChemSpider | |
ECHA InfoCard | 100.013.628 |
PubChem CID
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CompTox Dashboard (EPA)
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特性 | |
化学式 | C20H12N2O4 |
モル質量 | 344.32g/mol |
外観 | 淡黄色ないし赤みがかった黄色の結晶性粉末[1] |
匂い | 特徴的な臭気 |
融点 | 365~367℃ |
沸点 | 626.2℃[2] |
水への溶解度 | 冷水や温水に部分的に溶ける。 |
危険性 | |
労働安全衛生 (OHS/OSH): | |
主な危険性
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眼や粘膜に対する刺激性 |
NFPA 704(ファイア・ダイアモンド) | |
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 |
ビシンコニン酸(ビシンコニンさん、英: Bicinchoninic acid)は、カルボキシル基を有するキノリン2つからなる弱酸である。BCAと略記される。生化学の分野で、溶液中のタンパク質の定量分析法であるビシンコニン酸法(BCA法)に用いられる。
ビシンコニン酸法
ペプチド結合によりCu2+を還元したCu1+にBCAを添加すると、BCA2分子とCu1+による錯体が形成され、赤紫色の562nm可視吸光が生じる。還元剤やキレート剤の影響を受けやすいものの測定精度は高く、ローリー法やブラッドフォード法に比べ界面活性剤の影響は受けにくい特徴がある[3]。
脚注
- ^ 製品安全データシート(東京化成工業)
- ^ 2,2'-Bicinchoninic acid, Maple Chemical Co.
- ^ Proteinアッセイキットセレクションガイド (PDF) (タカラバイオ株式会社)
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