姫白莕菜
ヒメシロアサザ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2013/01/05 05:25 UTC 版)
ヒメシロアサザ | |||||||||||||||||||||
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![]() 浮葉と花。左は果実。
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保全状況評価 | |||||||||||||||||||||
{{{2}}}(環境省レッドリスト)![]() |
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分類 | |||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||
Nymphoides coreana (Lev.) H.Hara |
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シノニム | |||||||||||||||||||||
Limnanthemum coreanum H. Léveillé |
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和名 | |||||||||||||||||||||
ヒメシロアサザ(姫代浅沙) |
ヒメシロアサザ(Nymphoides coreana)はミツガシワ科アサザ属の多年草。湖沼やため池、水田[1]などに生息する水草である。
目次 |
分布
日本、中国、朝鮮半島[2]のほか、ロシアにも分布する[3]。日本では水田雑草となることもある一方で、個体数は減少傾向にあり、絶滅危惧種に指定されている[1]。
形態、生態
浮葉植物で、地下茎から茎を伸ばし、浮葉を1-3枚展開する[1]。葉の長さは2-6cmで、同属のガガブタより少し小型である。
花期は7-9月、4-5裂する白い花弁をもった花を多数咲かせる。花冠は8mm程度で、花弁の縁には毛をもつ[2]。種子は長楕円形で、長さ3-5mm、結実率は良い[2]。
殖芽を形成して越冬するという報告もあるが、正確にはわかっていない[2]。
近縁種
同属のガガブタに似ているが、前述の通り、ヒメシロアサザはガガブタより小型であるなどの点で異なる。
利用
アクアリウムなどで利用されることがある。
ギャラリー
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5弁の花。アカウキクサ属の1種と。
脚注
- ヒメシロアサザのページへのリンク