ヒサナス ピュアラブ【ヒサナス ピュアラブ】(草花類)
登録番号 | 第13390号 | |
登録年月日 | 2005年 9月 13日 | |
農林水産植物の種類 | ファレノプシス | |
登録品種の名称及びその読み | ヒサナス ピュアラブ よみ:ヒサナス ピュアラブ | |
品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 関博 | |
品種登録者の住所 | 山梨県東八代郡石和町川中島1653番地の15 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 関博 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「グレース パーム」に「タキゾー」を交配して育成されたものであり、花はセパル及びペタルが黄白色の単色、リップ中央裂片は黄白の地色に浅緑黄色のぼかしが入る、平咲きの大型種である。株の大きさは大、草姿は横性である。葉の正面の形は倒披針形、先端の形は微突形、横断面の形はⅢ型、向きは斜上、ねじれは無、幅は76~100mm、長さは20.1~30cm、表面の色は鮮黄緑である。花序の型は総状、花数は16~25、花型は平、花の横径及び縦径は10.1~12.5cmである。ドーサル・セパルの正面の形は楕円形、先端の形は凹形、周縁の波打ちは無、ラテラル・セパルの正面の形は長楕円状披針形、先端の形は微突形、周縁の波打ちは無である。ペタルの正面の形は半円形、先端の形は円形、周縁の波打ちは無である。リップ中央裂片の正面の形はⅢ型、横断面の形はⅣ型である。花色はセパル及びペタルは黄白(JHS カラーチャート2501)の単色、リップの中央裂片は黄白(同2901)の地色に浅緑黄(同2904)のぼかしが入る、側裂片は黄白(同2901)の地色に穏赤紫(同9513)の縞斑及び浅黄(同2511)のぼかしが入る。花の香りはかなり弱、開花期は冬である。「シグナスルネッサンス」と比較して、リップ中央裂片のぼかしの色が浅緑黄であること等で、「シラユキヒメ」と比較して、リップ中央裂片のぼかしの色が浅緑黄のみであること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成7年に育成者の温室(山梨県笛吹市)において、「グレース パーム」に「タキゾー」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、14年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の名称は「ヒサナス ピュア ラブ」であった。 |
- ヒサナスピュアラブのページへのリンク