パラ馬場馬術競技
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/03 07:10 UTC 版)
パラ馬術競技におけるグレードIの競技内容は「常歩のみ試行」であるがフリースタイルにおいては速歩も許容される。グレードIIの競技内容は「常歩及び速歩試行」である。グレードIIIになると「常歩及び速歩試行とするがフリースタイルにおいては駈歩も許容される」になる。グレードIVでは「常歩、速歩及び駈歩、フリースタイルにおいては二蹄跡運動してもよい」とさらに演技の幅が広がる。グレードIからグレードIVまでは、40 x 20 メートルの広さの馬場を用いる。グレードVにおいては 60 x 20 メートルの広さの馬場を用い、競技内容は「常歩、速歩及び駈歩、円運動(ピルエット)、3,4回の踏歩変換及び二蹄跡運動」となる。全グレードにおいて、騎手が性別別に分かれて競技することはない。 例えばパラリンピックのように、国家代表チーム同士が競技するような競技大会においては、各チームは必ず1人、グレード1,2又は3に該当する騎手を含まなければならない。2012年現在[update]、身体障碍者と視覚障碍者に競技資格がある。
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