パナソニック製ビデオデッキのその後
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/11 00:03 UTC 版)
「マックロード」の記事における「パナソニック製ビデオデッキのその後」の解説
VHS規格のビデオデッキは、その後DVDレコーダーやBDレコーダーなどのデジタル機器に押され、パナソニック製の新機種は2005年に発売されたNV-HV72G・HV62が最後(S-VHS方式は2003年発売のNV-SV150Bが最後)で、これも2007年2月をもって製造が終了し、パナソニックのVHSビデオデッキは単体機としては30年の歴史に幕を下ろした。 現在[いつ?]は、DVDレコーダー/BDレコーダーのDIGAに内蔵されたもののみとなっているが、2006年秋以降に発売された機種(DMR-XP20V/XP21V/XP22V/XP25V/XW40V/XW41V/XW200V/BR630V/BR670V)はVHSへの直接録画が不可能(逆に直接再生は可能)となっており、テレビ放送や他の映像機器からVHSビデオテープに録画したい場合は、いったん内蔵されたHDDに記録しなければならず、あくまで過去の映像を保存するための手段として割り切った機能となっている。 VHS規格のビデオデッキは民生用・業務用ともに一定のニーズがあり、VHS規格に対応した製品はDVDレコーダーとの一体型も含め東芝や日本ビクターなどによって細々と製造・販売が続けられていたが、2012年2月10日にはパナソニックが「VHSビデオデッキの日本国内向け生産を2011年限りで完全終了した」旨を公式発表。これにより1977年より続けてきたビデオデッキ生産(国内向け)は35年の歴史に幕を閉じた(最終モデルはVHS一体型ディーガ「DMR-XP25V」と「DMR-BR670V」)。
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