パナソニック汐留美術館とは? わかりやすく解説

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パナソニック汐留美術館

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/30 04:27 UTC 版)

パナソニック汐留美術館
Panasonic Shiodome Museum of Art.
施設情報
愛称 PSMA
専門分野 美術
管理運営 パナソニック株式会社エレクトリックワークス社
開館 2003年4月
所在地 105-8301
東京都港区東新橋1-5-1
パナソニック東京汐留ビル4階
位置 北緯35度39分57.1秒 東経139度45分42.4秒 / 北緯35.665861度 東経139.761778度 / 35.665861; 139.761778座標: 北緯35度39分57.1秒 東経139度45分42.4秒 / 北緯35.665861度 東経139.761778度 / 35.665861; 139.761778
外部リンク https://panasonic.co.jp/ew/museum/
プロジェクト:GLAM
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パナソニック汐留美術館(パナソニックしおどめびじゅつかん、英語:Panasonic Shiodome Museum of Art.)とは、東京都港区東新橋にある私立美術館である。パナソニック株式会社の社内カンパニーであるエレクトリックワークス社が運営している。東京・ミュージアムぐるっとパス対象施設である。

概要

東京都港区東新橋、汐留シオサイトのパナソニック東京汐留ビル(パナソニック リビングショウルーム東京; 旧ナショナルセンター東京)の4階にある。 2003年平成15年)4月に開館。当初は「松下電工 汐留ミュージアム」であったが、2008年(平成20年)10月1日に、松下電工が「パナソニック電工」に社名を変更したため、「パナソニック電工 汐留ミュージアム」に名称が変更され、さらにパナソニック電工のパナソニックへの合併に伴い、「パナソニック 汐留ミュージアム」という名称となった。

開館以来博物館法の法定外の博物館類似施設であったが、同社が運営する大阪府門真市パナソニックミュージアム(松下幸之助歴史館)とややこしいことや、2019年平成31年)2月20日、東京都教育委員会から「博物館に相当する施設」(博物館相当施設)に指定されたことから[1]、同年4月1日、館の名称を「パナソニック 汐留ミュージアム」から「パナソニック汐留美術館」に変更した[2]

収蔵品は、ジョルジュ・ルオーの油彩と版画191点。その意味では、ルオーの専門美術館といえる。

また、ルオーとは関連性の薄い企画展示も行われているが、住宅や照明、陶磁器のような生活関連の美術品の展示が多いのも特徴的である。

照明器具などを扱っている会社の運営であるため、照明器具を肇め各種機器へのこだわりを自称している。

なお、当館の運営・活動にあたって、第17回西洋美術振興財団賞の「文化振興賞」を受賞している[3]

主な収蔵品

  • 「法廷」(1909年)
  • 「ミセレーレ」(1917年)
  • 「女曲馬師(人形の顔)」(c.1925年)
  • 「避難する人たち」(1948年)
  • 「流れる星のサーカス」(1930年)
  • 「受難」(1930年)

脚注

  1. ^ 『東京都公報』平成31年2月20日 第16798号(PDFファイル)16頁 告示(教) 東京都教育委員会告示第4号 平成31年2月20日。当館は設置主体が会社であるため、博物館法第29条に基づき「博物館に相当する施設」に指定されている。
  2. ^ パナソニック 汐留ミュージアムの名称を「パナソニック汐留美術館」に変更(PDFファイル)パナソニック株式会社プレスリリース(2019年2月6日)
  3. ^ 第17回西洋美術振興財団賞「文化振興賞」を受賞 パナソニック株式会社プレスリリース(2022年8月22日)

関連項目

  • 出光美術館 - こちらもルオーのコレクションで知られる。

外部リンク


パナソニック汐留美術館

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/20 14:01 UTC 版)

パナソニック電工」の記事における「パナソニック汐留美術館」の解説

汐留パナソニック電工東京本社ビルパナソニック リビングショウルーム東京、旧ナショナルセンター東京)の4階にある私立美術館

※この「パナソニック汐留美術館」の解説は、「パナソニック電工」の解説の一部です。
「パナソニック汐留美術館」を含む「パナソニック電工」の記事については、「パナソニック電工」の概要を参照ください。

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