パデュー911A【パデュー911A】(野菜)
![]() | 登録番号 | 第5014号 |
登録年月日 | 1996年 3月 19日 | |
農林水産植物の種類 | トマト | |
登録品種の名称及びその読み | パデュー911A よみ:パデュー911A | |
品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | 2002年 3月 20日 | |
品種登録者の名称 | パデューリサーチファンデーション | |
品種登録者の住所 | アメリカ合衆国 47907ー1650 インディアナ州 ウエストラファエット市 ENAD 328室 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | エドワードC.テグチラー | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,出願者が育成所有する標識形質を有する雄性不稔系統を母系とし,「同雄性不稔系統×「OHIO8245」」を父系として育成した交雑品種で,草姿は心止まりで,花房間葉数は一般に2,果形は腰高球,大きさは小で果肉の色が濃赤の,はい軸のアントシアニンの発現の有無により雄性不稔個体と稔性個体が判別できる品種である。 草姿は心止まり,子葉の大きさは中,色は緑,節間長は中である。第1花房より下の葉数は少,花房間葉数は一般に2,葉色は緑,形は1型,巻葉性はやや弱,根の太さは中である。花房の形は単純,花数はやや少,完熟期の果色は濃赤,果実表皮の色は黄,果形は腰高球,果頂部の形は平滑,果実の大きさは小,子室数は一般に2,果肩部の緑色は無,へた落ちの大きさは小,果柄の離層は無,花落ちの形は点状,果肉の色は濃赤である。開花始期及び着色始期はやや早である。可溶性固形物含量は中,酸度はやや低,半身萎凋病抵抗性及び萎凋病レースJ-1抵抗性は有,萎縮病レースJ-2抵抗性は無である。 「K-143」と比較して,果形が腰高球であること,子室数が一般に2であること,果柄の離層が無であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,出願者のほ場(アメリカ合衆国)において,1988~91年に出願者育成のアントシアニンの発現の有無の標識形質を有する雄性不稔系統に「OHIO8245」の戻し交雑を行った後,自殖を行って育成した雄性不稔系統を母系とし,同雄性不稔系統に「OHIO8245」を交雑し育成した「パデュー911B」を父系とした交雑品種で,1991年に目標とする特性を有していることを確認して育成を完了したものである。 |
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