バリー・タックウェルとは? わかりやすく解説

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バリー・タックウェル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/16 21:16 UTC 版)

バリー・タックウェル
Barry Tuckwell
バリー・タックウェル(2008年)
基本情報
出生名 Barry Emmanuel Tuckwell
生誕 (1931-03-05) 1931年3月5日
出身地 オーストラリア ビクトリア州メルボルン
死没 (2020-01-16) 2020年1月16日(88歳没)
ジャンル クラシック
職業 ミュージシャン、指揮者
音楽指導者
担当楽器 ホルン
活動期間 1946年 - 1997年
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バリー・タックウェル(2007年)

バリー・タックウェルBarry TuckwellOBE1931年3月5日 - 2020年1月16日[1])は、オーストラリア出身のホルン奏者、指揮者

経歴

幼い頃からピアノヴァイオリンを学んだが、やがてホルンに転じ、シドニー音楽院でアラン・マンに師事した。

1950年にはイギリスに行き、名ホルン奏者のデニス・ブレインと出会い大きな影響を受けた。ハレ管弦楽団スコティッシュ・ナショナル管弦楽団のホルン奏者を経て、1955年から1968年まではロンドン交響楽団の首席奏者を務め、その後、ホルンのソリストおよび指揮者として活動し、1980年から1983年までタスマニア交響楽団の首席指揮者を務めた。録音はEMIデッカなどから出ている。

1960年代の中頃に金属アレルギーを発症し、通常の金属製マウスピースでは唇がかぶれるようになったため、それ以降はプラスティック製のマウスピースを使用していた[2][3]

2020年1月16日、心臓病に起因する合併症のため88歳でメルボルンにて亡くなった[4][5]

脚注

  1. ^ Mairi Nicolson (2020年1月17日). “Barry Tuckwell, Australian horn player and conductor, has died aged 88”. ABC. 2020年1月17日閲覧。
  2. ^ Stephen Downes, "Plastic saves music career", The Age, April 28, 1976.
  3. ^ Patricia Burstein (1979年1月8日). “Musicians Called the Clinker-Prone French Horn 'the Wild Beast' Until Barry Tuckwell Tamed It”. People. 2020年1月17日閲覧。
  4. ^ Zwartz, Barney (2020年1月17日). “Australia loses one of its classical greats, Barry Tuckwell” (英語). The Sydney Morning Herald. https://www.smh.com.au/culture/music/australia-loses-one-of-its-classical-greats-barry-tuckwell-20200117-p53sfb.html 2025年1月2日閲覧。 
  5. ^ Nicolson, Mairi (2020年1月17日). “Barry Tuckwell, Australian horn player and conductor, has died aged 88” (英語). ABC Classic. https://www.abc.net.au/classic/read-and-watch/news/vale-barry-tuckwell/11876484 2025年1月2日閲覧。 

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