バモスHF
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/11 10:10 UTC 版)
「バモス (鉄道車両)」の記事における「バモスHF」の解説
高床式プラットホームを有するシュタットバーン向けの電車。2車体・3車体から選択可能な両運転台式の連接式車両である。ドイツの地方自治体が運営する鉄道路線で初めて車体の床面高さを変更する機能を有し、油圧式ニーリング機能によって停車時に床面高さを3cm低下させる事が出来る。また乗降扉付近にはLED照明が装備され、扉の開閉時に乗客へ注意を促す。台車の枕ばねはニーリング機能に対応した空気ばねが用いられている他、制御装置は従来の車両との共用を考慮しチョッパ制御方式が用いられる。 最初の納入先であるドルトムント都市事業(DSW21)(ドイツ語版)が運営するシュタットバーン向けの車両は2020年から製造が行われ、翌2021年に営業運転を開始する予定である。以降は2028年までに2車体連接車24編成が導入され旧型電車が置き換えられる他、契約上更に2編成の追加発注も可能となっている。
※この「バモスHF」の解説は、「バモス (鉄道車両)」の解説の一部です。
「バモスHF」を含む「バモス (鉄道車両)」の記事については、「バモス (鉄道車両)」の概要を参照ください。
- バモスHFのページへのリンク