バカン・ジョン(John Buchan)
1876年(明9)、イギリス生まれ。母はグラッドストンの従姉妹。オックスフォード大時代には詩の賞を二つ受賞している。
1910年(明43)、冒険小説「プレスタージョン」を発表。
1915年(大4)、「三十九階段」を刊行し、本格的スパイ小説を生み出す。
そのほか、「緑のマント」、「妖魔の森」などの小説、「大戦史」、シーザー、クロムウェルなどの伝記、評論、詩などを発表し、映画、ラジオにも実業家としても関わる。
1927年(昭2)、国会議員に選出。
1935年(昭10)、カナダ提督に任命。
弁護士、政治家でもあり、男爵位も授けられ、トウィーズマー卿と称される。
1940年(昭15)、落馬が元で事故死。
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