バイオ神経回路コンピュータ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/29 00:08 UTC 版)
「U.S.S.ヴォイジャー」の記事における「バイオ神経回路コンピュータ」の解説
コンピュータはギャラクシー級に用いられていたアイソリニアオプティカルチップによる超光速演算に加え、人間の脳を模したバイオ神経ゲルパックを用いたバイオ神経回路システムを取り入れている。これにより「人間的な最良の選択」が可能になり、コンピュータの性能が向上している。膨大なデータベースはギャラクシー級と同じLCARS(エルカース/Library Computer Access and Retrieval System)というOSにより制御されている。第79話「空を飛んだダ・ヴィンチ」によれば、コンピュータプロッセッサは4,700万のデータチャンネルに同時にアクセス可能、1ナノ秒につき575兆の画像変換処理能力を持つ。 最新鋭の連邦艦はバイオ神経回路の搭載により情報処理速度が向上した一方で、当艦はデルタ宇宙域で孤立無援となったため、予備部品・機材の補充もなく、レプリケーターでの複製も困難なバイオ神経回路の故障は致命的な事態となり得る。さらにこのバイオ神経回路は通常の生命体同様に未知の疫病やウイルスなどに弱いという欠点もあり、これにより思いがけない危機に瀕したこともあるが、ワクチンや熱消毒などの有機的治療が可能であることも判明した(第16話「バイオ神経回路」、第54話「巨大ウイルス」)。また、第157話「対立する時空」ではクロノキネティックサージに遭遇し艦内が時間分裂した際、人間用のクロノトン血清を全バイオ神経回路に打つことによって、艦内を同一時間へ戻すことに成功している。
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