リアルタイムクロック
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リアルタイムクロック(real-time clock、RTCと略記[注 1])は、コンピュータなどが内蔵する時計や、その機能が実装されている集積回路 (IC) のことを指す。リアルタイムクロックはシステムの電源が切られていてもバッテリバックアップなどにより「時刻」を刻み続けることが特徴である。これに対し、オペレーティングシステムが持つ時刻機能(以下システム時刻)はタイマーにより「時間」を測定しそれを積算するもので、分解能はリアルタイムクロックに勝るが、シャットダウンすると時刻情報が失われ、次にシステムを起動したときにRTCを参照して設定する必要がある。
注釈
出典
- ^ a b 川村 清『PC-9801解析マニュアル[第0巻]』秀和システムトレーディング株式会社、1983年6月30日、191頁。
- ^ 浅野泰之、壁谷正洋、金磯善博、桑野雅彦「第8章 通信機能 8.2.1 メモリスイッチ」『PC-9801システム解析(下)』アスキー、1983年12月1日、288頁。ISBN 4-87148-715-6。
- ^ 大竹龍史 (2008年12月26日). “暗記に頼らずちゃんと理解 実践でも役立つLPICドリル - 第8回 Linux時刻管理の仕組みと設定”. アットマーク・アイティ. jibun.atmarkit.co.jp. pp. 1. 2011年8月12日閲覧。 “ハードウェアクロック自体にはUTCかローカルタイムかの情報を保持する領域はありません。”
- ^ 大竹龍史 (2008年12月26日). “暗記に頼らずちゃんと理解 実践でも役立つLPICドリル - 第8回 Linux時刻管理の仕組みと設定”. アットマーク・アイティ. jibun.atmarkit.co.jp. pp. 2. 2011年8月12日閲覧。
- ^ CRフィーバー007
- 1 リアルタイムクロックとは
- 2 リアルタイムクロックの概要
- 3 その他の利用
- 4 脚注
- ハードウェアクロックのページへのリンク