ハヤシノウマオイとハタケノウマオイ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/24 12:14 UTC 版)
「ウマオイ」の記事における「ハヤシノウマオイとハタケノウマオイ」の解説
外見上の違いはほとんどないが、鳴き声が異なる。 ハヤシノウマオイ H. japonicus Karny 「スィーーーッ・チョン」と長くのばして鳴く。 ハタケノウマオイ H. unicolor Serville 「シッチョン・シッチョン……」と短く鳴く。 前者は下草の多い林に棲むが、林といっても屋敷の庭程度の量の樹木さえあれば生息条件を満足する。後者は名の通り畑の片隅や小河川沿いの草原によく見られる。 生態は両者ともさほど変わらない。華奢な姿に似合わず肉食性が大変強く、他の小昆虫を捕らえて食べる。複数の個体を同じ容器に入れると共食いが頻発する。 キリギリスやヤブキリ、各種コオロギと異なり、人工飼料にあまり餌付かない。与えても少し口を付ける程度である。一方、生きた昆虫や死んで間もない新鮮な死骸を与えると喜んで食べる。
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