ハッチ55 SH10
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 08:31 UTC 版)
「スズキ・フロンテ」の記事における「ハッチ55 SH10」の解説
1976年(昭和51年)、前年9月の道路運送車両法の改正を受け、新規格に合わせて、排気量(360 ccから550 ccへ)と車体寸法を拡大(全長+200 mm、全幅+100 mm)した「ハッチ55」(ハッチゴーゴー、SH10型)となる。エンジンは水冷3気筒のLJ50型である。フロンテハッチで特徴的だった釣り目気味でアクの強いヘッドライト回りの造形が、後年のアルトに似た直線基調のデザインに改められ、顔付き全体も穏やかな印象となった。レジャーユーズを強く訴求していたフロンテハッチとは一転し、車体や排気量がより大きくなった事を踏まえて、走行性能が向上した多用途車としての宣伝が行われており、より商用車然とした位置付けの車種となっていった。 1979年(昭和54年)、アルト(SS30V型)にモデルチェンジし、生産・販売を終了した。
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