ハイレ・セラシエ1世聖書 1962年
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「アムハラ語訳聖書」の記事における「ハイレ・セラシエ1世聖書 1962年」の解説
1962年、再びハイレ・セラシエ1世の下で、ゲエズ語聖書から翻訳されたアムハラ語聖書が出版され、これには皇帝の1955年の前書きがある。それによると、1947年から1952年にかけて翻訳委員会が翻訳して、ヘブライ語とギリシャ語との比較が必要であるとしている。プロテスタントもカトリックも認める66書が収められていて、5書の外典は別冊になっている。5書というのは、エノク書、ヨベル書、マガビャン書一・二・三(Meqabyan、マカバイ記一・二・三とは大きく違う)である。 1986には『エチオピア正教会聖書』が印刷され、これには外典もあり、全体で86書で、旧約聖書に46書が、新約聖書には35書が入っている。この版の新約には1962年のアムハラ語の訂正が入っているが、旧約は1962年の版のままである。
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