ノック式発明後
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 07:06 UTC 版)
1960年、大日本文具(現在のぺんてる)が0.9mm径ポリマー芯と現代的なノック式シャープペンシル「ぺんてるシャープ」「ぺんてる鉛筆」を開発、1962年には0.7mmおよび0.5mm芯が、1968年には0.3mm芯が開発された。これらの技術革新によって、漢字筆記に適した細芯や本体の低コスト化が実現し、シャープペンシルの一般化が進んだ。ポリマー芯開発のきっかけは焦げたおにぎりだったという。 パイロットは振って出るシャープペンシル「2020シリーズ」を1978年に発売し、この「フレフレ機構」は90年代のヒット作「ドクターグリップ」にも採用されている。 1980年にはゼブラが1本100円の製品を初めて発売した。 2008年に自動で回転する三菱鉛筆「クルトガ」が発売され大ヒットすると、プラチナ万年筆「オ・レーヌ」、ぺんてる「オレンズ」、ゼブラ「デルガード」など、各社とも芯先にメカニカルを組み込んだシャープペンシルを次々と発売した。
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