ネイティブ形式の入出力
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 00:33 UTC 版)
「Blender」の記事における「ネイティブ形式の入出力」の解説
Blenderのネイティブ形式は独自の .blend 形式となっている。.blend 形式ではバージョンによって細かな仕様が異なっているものの、変換などによりなるべくバージョン間の互換性が確保されるようになっている。3.0で標準圧縮方式がgzipからZstandard(Zstd)へと変更され、それ以前のBlenderとの後方互換にはファイルの解凍が必要となった。 .blend 形式にはUIの状態、各種データブロック(シーンやオブジェクトやマテリアルなど)、埋め込みファイル(テキストやテクスチャなど)の情報を含んでいる。また3.0以降は任意のデータブロックをアセット化して説明やタグ付けすることが可能となっている。なお.blend 形式では単独シーンだけでなく複数のシーンを含むことができる。 Blenderでは外部 .blend ファイルに含まれている任意のデータブロックを個別に追加またはリンクすることが可能となっている。ライブラリオーバーライドにも対応しており、リンクしたデータブロックの任意のパラメータの上書きが可能となっている。
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