ニールス軍
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/11/07 01:47 UTC 版)
ヒルト・ギル ニールス軍大佐。特務機関に籍を置く。私欲のために『翼』を利用しようと目論む。『翼』の片割れである花陽を目覚めさせるために「名無し」を狩っていた。かつて寿のいた孤児院を放火した張本人でもある。 複雑な出生と過去の経験から、歪んだ性格を持つ。「自分のための人形」である擂文の頭に、国境を越えると爆発する起爆装置を仕込んだ人物。 過去の傷から、異母姉であるアン・リィン(後述)に似た性格の寿に惹かれるが、それは寿が彼女の孤児院の唯一の生き残りだったためである。 最終回では軍を除隊し、異母姉の遺志を継いで孤児院の院長になっていた。 フィーア・マイシェル ニールス軍の中佐。ヒルトの部下である鞭使いの女性。部下として以上に、1人の女性として上司に好意を持っていたようだが、結果的に実らず。ヒルトに楯突く寿の姿を度々見て、その心に変化が現れる。大佐に昇進した後、結婚退職する。 十夜・イグラム(とうや イグラム) ニールス軍少佐。擂文を溺愛しており、彼が軍籍にあった時から写真を大量に集めている。 妻子持ちで愛妻家。後に中佐に昇進し、フィーアと2人で「名無し制度」の廃止に尽力する。
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