ニシュオマナイ岳
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/05 15:44 UTC 版)
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ニシュオマナイ岳 | |
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神威山荘から望むニシュオマナイ岳
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標高 | 1,493 m |
所在地 | ![]() 浦河郡浦河町 広尾郡大樹町 |
位置 | 北緯42度27分00秒 東経142度53分48秒 / 北緯42.45000度 東経142.89667度座標: 北緯42度27分00秒 東経142度53分48秒 / 北緯42.45000度 東経142.89667度 |
山系 | 日高山脈 |
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ニシュオマナイ岳(ニシュオマナイだけ)は、北海道の浦河郡浦河町と広尾郡大樹町の2町にまたがる標高1,493mの山である。
概要
国土地理院が発行する地形図には山名が記載されていないが、一部の登山愛好家の間では知られた山である。
山名はニシュオマナイ川から来ており、アイヌ語が由来とされるが諸説ある。
- 「nisu-oma-nay(臼・そこにある・沢)」昔にこの地域に住んでいた金掘りが餅を作る時に使った臼が残っていたことからついたという説[1]。
- 「nisey-oma-nay(崖・そこにある・沢)」川奥の地形からついたという説[1]。
- 「nisew-oma-nay(どんぐり・そこにある・沢」そのどんぐりを狩の時に持っていったという説[1]。
登山
登山道はなく上級者向けの山である。
主なルートとしては、元浦川林道から神威山荘へ行き、そこから登山する。しばらくは神威岳と同じ登山道を歩くが、出合で登山道から外れてシュオマナイ五号川沿いを登って標高1372m峰付近で主稜線に出る。そこから稜線を辿れば山頂へ至る。1372m峰は中ノ岳と距離が近いため、中ノ岳も一緒に登られることもある。下山路は西側の尾根が使われることが多い。道中は沢登りや藪漕ぎなどを強いられる。
脚注
- ^ a b c Bojan, 投稿者. “北海道のアイヌ語地名 (330) 「プッカシナイ川・ニシュオマナイ川・ショシベツ川」”. 2024年12月6日閲覧。
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