セタウシ山
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/04 22:27 UTC 版)
セタウシ山 | |
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カムイエクウチカウシ山から望むセタウシ山
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標高 | 858.7 m |
所在地 | ![]() 日高郡新ひだか町 |
位置 | 北緯42度26分38秒 東経142度43分37秒 / 北緯42.44389度 東経142.72694度座標: 北緯42度26分38秒 東経142度43分37秒 / 北緯42.44389度 東経142.72694度 |
山系 | 日高山脈 |
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セタウシ山(セタウシやま)は、北海道の日高郡新ひだか町にある標高858.7mの山である。山頂には二等三角点「勢多牛山」が設置されている[1]。
概要
日高山脈を構成する中日高の山で、中ノ岳から南西方向に伸びる支稜線上の標高867mの無名峰からさらに派生する尾根上に位置する。一般的に三角点がある場所が山頂とされるが、東に約500m離れた所に三角点よりも標高が高い865m峰があり、この峰を最高点とする人もいる。
山名はアイヌ語の「seta-us-i(狼・多くいる・ところ)」が由来とされる[2]。
登山
登山道はないため残雪期に登られることが多い。道道746号を進んで美河右股林道入口でゲート封鎖されているため、そこからは徒歩で行く。林道を進むと途中からは3153林班の林道となり、林道途中で尾根か沢に取り付いて山頂へ登るが、無雪期は藪漕ぎをして登る必要がある。山頂には「勢多牛山」と書かれた看板があり、「牛」には角が生えている。
脚注
- ^ “基準点成果等閲覧サービス”. sokuseikagis1.gsi.go.jp. 2025年3月4日閲覧。
- ^ Bojan, 投稿者. “北海道のアイヌ語地名 (343) 「ペンケオニケムシ川・パンケベツ沢川・セタウシ山」”. 2025年3月4日閲覧。
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