ドレイズ眼粘膜刺激性試験法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 06:05 UTC 版)
「ドレイズ試験」の記事における「ドレイズ眼粘膜刺激性試験法」の解説
以下に、ドレイズ眼粘膜刺激性試験法について説明を行う。 ドレイズ試験は、1944年にジョン・ヘンリー・ドレイズにより開発された。 OECD(経済協力開発機構)の化学物質試験法ガイドラインの405(急性眼刺激性/腐食性試験)に採用されている。 試験物質0.1mgをウサギの眼の結膜嚢に適用する。 1時間後、24時間後、48時間後、72時間後に、刺激による最大平均のスコアを測定する。 スコアは、角膜が80点、虹彩が10点、結膜が20点の配点であり、角膜の障害に重点が置かれている。 最大評価点(MAS)の範囲は0点から110点である。0点-0.9点 :非刺激性 1点-25点 :弱い刺激性 26点-56点 :中程度の刺激性 57点-84点 :強い刺激性 85点-110点:非常に強い刺激性 より詳しい手法に関しては、厚生労働省の「医療用具及び医用材料の基礎的な生物学的試験のガイドライン」の眼刺激試験を参照のこと。
※この「ドレイズ眼粘膜刺激性試験法」の解説は、「ドレイズ試験」の解説の一部です。
「ドレイズ眼粘膜刺激性試験法」を含む「ドレイズ試験」の記事については、「ドレイズ試験」の概要を参照ください。
- ドレイズ眼粘膜刺激性試験法のページへのリンク