ドイツフォークリフト動画問題
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/23 14:12 UTC 版)
「シュタープラーファーラー・クラウス―デア・エアステ・アルバイツターク」の記事における「ドイツフォークリフト動画問題」の解説
2003年ごろに、日本の個人のブログが当作品についての記事を書き、ドイツの第三者が管理するウェブサイト上でダウンロード可能な状態になっていた動画ファイルにリンクを張った。 その結果、この動画は大きな話題を集め、ダウンロードしようとするアクセスがサーバに集中した。ドイツのウェブサイトの管理者は、帯域による従量課金制を敷いていたサーバの管理会社に対して、転送量過多による追加料金を支払わねばならなくなった。これに怒った管理者は、追加料金を支払わなければならなくなったのはリンクを張られたせいであるとして、ブログ運営者に対してクレームのメールを送り、追加料金を肩代わりせよと要求した。 一方、ブログ運営者は、このウェブサイトの管理者が作品とは何の関係もなく、著作権を無視してただ単に動画を置いていただけの人物で、特に従う理由も見つからないと判断し、要求を無視した。 この事件は、ブログやニュースサイトがリンク先に与える影響を考える上での日本の初期の事例となった。
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