トリジャター
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/03/20 01:49 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動トリジャター(Trijaṭā)は、インドの叙事詩『ラーマーヤナ』に登場する年老いた羅刹女(ラークシャシー)。ラーヴァナの滅亡を予知する夢を見た。また心が優しく、捕らわれたシーターを励ました。
トリジャターは様々な夢を見た。ラーマに関する夢が幸運を暗示させるのに対し、ラーヴァナについては不吉、死を暗示させるものばかりであった。夢の中でラーヴァナは頭を剃り、香油にまみれていた(死の予兆とされる)。あるいはロバに乗り、南を向いて進んでいた(南は不吉な方角とされる)。またランカーの城門が破壊され、都市が海に沈み、あるいは灰と化す夢を見た。そしてシーターにラーヴァナの妃となるよう脅す羅刹女たちをいさめた。
またシーターがインドラジットの攻撃でラーマ、ラクシュマナが深く傷つき、大地に横たわる姿を見て深く悲しんだときも、トリジャターはシーターをなぐさめ、元気づけようとした。
戦争後、トリジャターはラーマから財産と名誉を授かったという。
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トリジャター
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/20 15:34 UTC 版)
「ラーマーヤナの登場人物一覧」の記事における「トリジャター」の解説
ランカーの滅亡を予見する。捕らわれたシーターに友好的な羅刹女の1人。
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