トランスダーマル・インプラント
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/06/03 05:47 UTC 版)
「インプラント (身体改造)」の記事における「トランスダーマル・インプラント」の解説
トランスダーマル・インプラント(別名:経皮的インプラント、マイクロダーマル・インプラント、サーフェイス・アンカー)は、皮膚の下に台座としての平らなプレートを埋め込み、ビーズやスパイク他の装身具を皮膚の表面に出すことで、皮膚上に浮かんでいるかのように見えるインプラントである。これは「ダーマル・パンチング(皮膚にパンチ穴をあける)」として知られる手順によって、装飾部分を皮膚の外に露出させている。このようなインプラントは、回復が成功する確率は高いものの、それほど強度の無い皮膚の部分のみで埋め込まれた土台を支えなければならないため、日常の皮膚の動きや装飾部のこすれなどによって、常に移動や拒否反応について考慮しなければならない可能性がある。埋め込まれた台座と皮膚上に出ている装飾との接続部はねじ山になっており、装飾部は様々に取り換えることができる。マグネット・インプラントのように磁力を持つサブダーマル・インプラントも存在する。 最初のトランスダーマル・インプラントは、1996年、スティーブ・ハワースによってジョー・アイルワードに対して「金属のモヒカン」として施された 。その後改良が重ねられ、2001年にトランスダーマル・インプイラントの技術は完成した。
※この「トランスダーマル・インプラント」の解説は、「インプラント (身体改造)」の解説の一部です。
「トランスダーマル・インプラント」を含む「インプラント (身体改造)」の記事については、「インプラント (身体改造)」の概要を参照ください。
- トランスダーマル・インプラントのページへのリンク