トチサ1500形→チサ1000形
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/15 23:45 UTC 版)
「国鉄チサ800形貨車」の記事における「トチサ1500形→チサ1000形」の解説
樺太鉄道が日本車輌製造本店、支店にて20 t積み三軸無蓋車兼用長物車を1934年(昭和9年)から2ロット90両(トチサ1500 - トチサ1549、トチサ1550 - トチサ1589)を製作した。 樺太鉄道は1941年(昭和16年)4月に樺太庁に買収され国有化され1943年(昭和18年)4月1日に鉄道省(樺太鉄道局)に移管された。 1944年(昭和19年)9月に積載荷重が22 t積みヘ変更され、番号整理も行われ鉄道省には無蓋車兼用長物車の車両種別がなかった為チサ1000形(チサ1210 - チサ1299)に編入された。 以上合計300両(チサ1000 - チサ1299)の車両がチサ1000形として運用された。チサ1000形の車両は同一形式内でも出自の事情により外観が大きく異なる。 戦局の悪化により樺太は車両残留のまま放棄され1945年(昭和20年)に除籍となり形式消滅となった。
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