トゥー・トゥ・ワン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/07 04:19 UTC 版)
「ジェームズ・ウィリアムソン」の記事における「トゥー・トゥ・ワン」の解説
ザ・ピンク・ハーツとしてのライブ終了後は、音楽フェス(2018年・アウトサイド・ランズ(英語版)、2019年・バーガーブーガルー(英語版))や他のミュージシャンのライブ(2019年・アレハンドロ・エスコヴェド(英語版))へのゲスト出演を続ける一方、「アコースティック K.O.」をリリースしたクレオパトラ・レコード(英語版)からの依頼を受けて、同レーベルがリリースした複数の作品にゲスト参加している。 そのような形で関係性を深めたクレオパトラ・レコードから、2019年の夏頃にデニス・デックとの再度のコラボレーションを打診され、これを受けたウィリアムソンは、ザ・ストゥージズのセルフカヴァーだった前回と異なり、今回はオリジナル曲のギターアルバムというコンセプトを構想し、テックもこれを了承したために制作に取り掛かった。テックはオーストラリアを中心に人気を博したミュージシャンだが、元々はアメリカ人であり、現在はオーストラリアではなく主にハワイに居住していることからレコーディングはカリフォルニアで行われた。バンドメンバーとしてはこの他にドラムスにザ・ピンク・ハーツのメンバーでもあったマイケル・アーバーノ、ベースはチーター・クロームのバックバンドからマイケル・スキャンランドが参加している。元ザ・ピンク・ハーツ組としては、この他にバッキング・ヴォーカルとしてペトラ・ヘイデン、またレコーディングには参加していないが作詞協力としてフランク・マイヤーが参加している。 翌2020年には新型コロナによって世界中でロックダウンが施行されたものの、レコーディングはそれまでに完了していて、マスタリングを行うスタジオにもたまたま人員が残っていたことから、多少の遅れはあったものの制作の進行に大きな影響はなく、2020年9月18日に新作『トゥー・トゥ・ワン』がリリースされた。
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