データ記録メディア
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/18 03:04 UTC 版)
「ソリッド・ステート・ロジック」の記事における「データ記録メディア」の解説
ミキシング・データの記録媒体に関しては、SL 4000 Eシリーズまで8インチ型フロッピー・ディスク(以下 FDと表記)とフロッピー・ディスク・ドライブがデータ取り扱いメディアに用意され、コンソールとマルチ・ケーブルで接続されたタワー型のSSL専用コンピューターからのデータはFDに記録された。左側のドライブにはシステム・ディスクをロードさせ、右側のドライブに記録用のディスクを挿入して使用するシステムだった。1枚のFDが容量的にすぐに一杯になってしまったため、コマンドを使って別のディスクに残したい最新データのみをコピーするなど運用面ではコンソールの多チャンネル化に伴い取り扱えるデータ量に限界があったが、FD自体が薄いお陰でミキシング・データをセッションで使用したマルチトラック・テープの箱の中に一緒に入れて移動できるなど、メリットもあった。
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