デュアルビュー‐えきしょう〔‐エキシヤウ〕【デュアルビュー液晶】
デュアルビュー液晶
【英】Dual View LCD
デュアルビュー液晶とは、シャープが開発した、液晶画面を右側から見た場合と左側から見た場合とで、異なる画面が表示される仕組みを持つ液晶ディスプレイのことである。
デュアルビュー液晶は、3Dディスプレイにも利用されている視差バリアを利用することで左右に異なる映像を表示している。3Dディスプレイの場合、視差は個人の左右の目で生じる程度のごく僅かな角度だが、デュアルビュー液晶では数十度の広角で視差を生じさせている。このため、鑑賞者はそれぞれ1種類の画像を見るが、場所によって異なる像を見せることが可能となっている。
デュアルビュー液晶はシャープによって開発された。同時に、視野角を制御する「ベールビュー液晶」も発表されている。また、デュアルビューを発展させ1度に左側・中央・右側の3人に異なる像を見せる「トリプルビュー液晶」も発表されている。
参照リンク
デュアルビュー液晶 - (シャープ 液晶の世界)
ディスプレイ: | テレスカウター デジタルディスプレイ デガウス デュアルビュー液晶 低温ポリシリコン デュアルリンク 低温ポリシリコン液晶 |
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