ベールビュー‐えきしょう〔‐エキシヤウ〕【ベールビュー液晶】
ベールビュー液晶
【英】Veil-View LCD
ベールビュー液晶とは、シャープが開発した、液晶ディスプレイの視野角を電気的に制御できる技術のことである。
ベールビュー液晶では、電圧をかけることで液晶分子の配向を制御することができる。通常は一般的な液晶ディスプレイと同様、広い視野角で表示できるが、必要に応じて光を正面方向にのみ透過させ、左右への光を遮断することができる。このとき横から画面を覗くと、画面が暗くて非常に見づらい状態となっている。
ベールビュー液晶の用途として、携帯電話などで隣の人に内容を見られたくない場合や、ATMなどで個人情報を入力する場合などが想定されている。2005年12月に発売されたNTTドコモの携帯電話「FOMA SH902i」にはベールビュー液晶が搭載されていた。
参照リンク
ベールビュー液晶 - (シャープ 液晶の世界)
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