デュアルチャネル
デュアルチャネルとは、メモリを2枚同時にメモリコントローラに接続することによって、データの転送速度を増加させる構造のことである。SDRAM(Synchronous DRAM)の一部で採用されている。
例えば、デュアルチャネルで用いられるメモリがそれぞれ64ビットのデータチャネルを使用していた場合、メモリコントローラは合計で128ビットのデータをメモリからCPUへ転送することができる。
デュアルチャネルを利用するためには、マザーボードやメモリスロットがデュアルチャネルに対応しており、また使用する2枚のメモリの容量や転送速度が全く同じである必要がある。なお、デュアルチャネルに対して、メモリ1枚をメモリコントローラに接続する方式はシングルチャネルと呼ばれることがある。
参照リンク
Intel Dual-Channel DDR Memory Architecture White Paper - (PDF形式)
デュアルチャネル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/11/08 23:52 UTC 版)
デュアルチャネルまたはデュアルチャンネル(英: Dual-channel)とは、広義には同一の規格の通信インターフェイスを二重に備えること。狭義としてはパソコンに搭載されているランダムアクセスメモリ(RAM)の規格において、DDR SDRAM、DDR2 SDRAM、DDR3 SDRAM、DDR4 SDRAMに対応したマザーボードを用い、メモリとノースブリッジ間(メモリバス)のデータの転送速度を2倍に引き上げる技術である。また、3~4枚一組のRAMを使用するトリプルチャネルやクアッドチャネルも存在する。
- 1 デュアルチャネルとは
- 2 デュアルチャネルの概要
- 3 関連項目
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