デザーモ来日の理由
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/07 03:01 UTC 版)
「ケント・デザーモ」の記事における「デザーモ来日の理由」の解説
2000年に次男のジェイコフが生まれながらにして耳が聞こえない事が判明。その後2度の手術を施しジェイコフは音に反応を示すようになった。 息子の治療に専念する機会を考えていたケントではあったものの、アメリカ合衆国では日本やヨーロッパと違い常にどこかで競馬が開催され騎乗依頼があり、それを安易に断るわけにもいかない状況であった。そこで、競馬の開催が基本的に土日に限られていて、平日はトレーニングセンターの滞在が多い日本の中央競馬の短期免許制度に興味を示し、2001年4月に来日した。日本ではジェイコフを定期的に病院に通院させながら、関係者の理解と了承を得て家族との団欒を中心に置いた。また2ヶ月の短期免許が切れると、今度は連日開催の地方競馬でも、毎日帰宅する事が可能な「自宅待機制度」のシステムを持つ南関東地区の船橋競馬場で短期免許を取得した。 このケントとジェイコフの奮闘は中央公論社の「婦人公論」(2001年8月号)に掲載、さらにフジテレビ「奇跡体験!アンビリバボー」でも2001年7月19日放送分で取り上げられた。
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