ディレクトリで扱われる範囲
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/30 22:01 UTC 版)
「ウェブディレクトリ」の記事における「ディレクトリで扱われる範囲」の解説
全般の内容を扱っているウェブディレクトリは、幅広いカテゴリ、地域、言語のウェブサイトが一覧表示される。一方、ニッチなウェブディレクトリは、一部の地域、単一言語、または特定の専門分野に焦点を当てたウェブサイトの一覧を表示する。多数のサイトが存在するニッチディレクトリの一種に、ショッピングディレクトリ(英語版)がある。ショッピングディレクトリは、小売eコマースサイトのリストを専門としている。 よく知られている一般的なウェブディレクトリの例はYahoo!ディレクトリ (米国では2014年末に廃止、日本では同等のサービスYahoo!カテゴリが2018年3月末に廃止)とDMOZ (2017年3月14日に廃止)である。 DMOZは、分類が広範囲に渡り多数のリストが登録されていること、および他のディレクトリや検索エンジンに無料でシンジケートできるという意味において特筆すべきサービスであった。DMOZは特定分野の専門家からなるボランティアによって編集されていた。しかし、そのため申請の承認が大幅に遅れたり、ボランティア編集者間の論争があったりするために批判を受けることがあった。 これらの批判に応えて、ボランティアが編集したディレクトリの中には、ディレクトリの編集に幅広いコミュニティが参加できるようにするためにウィキ方式を採用するものもある。しかし、品質が低くなり、客観性の低いエントリが増えるリスクがある。 ディレクトリやデータベースの内容の品質については議論が続いていた。そこで、検索エンジンはODPのコンテンツを統合せず、クラスタリングを使用した実験も行われていた。
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