ディレクトリを使用する集中型の方法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/12 08:59 UTC 版)
「サービス・ロケーション・プロトコル」の記事における「ディレクトリを使用する集中型の方法」の解説
下図のように、ユーザ・エージェントがあらかじめ知っているディレクトリ・エージェントにユニキャストを使用して質問する方法である。この場合、サービス・エージェントはあらかじめディレクトリ・エージェントに対してサービスを登録する。 +-------+ -Unicast SrvRqst-> +-----------+ <-Unicast SrvReg- +--------+| User | | Directory | |Service || Agent | | Agent | | Agent |+-------+ <-Unicast SrvRply- +-----------+ -Unicast SrvAck-> +--------+ ユニキャストを使用したサービス検索 なお、これらの 2 方法をくみあわせて、マルチキャストを使用した質問にディレクトリ・エージェントがこたえる方法もある。 サービス・エージェントは、サービスをサービス URL とサービス・テンプレートを使用して宣伝することができる。ネットワーク・プリンタのサービス・テンプレートの例を前記の C. Bettstetter らの論文から引用する。 service:printer://lj4050.tum.de:1020/queue1 scopes = tum, bmw, administrator printer-name = lj4050 printer-model = HP LJ4050 N printer-location = Room 0409 color-supported = false pages-per-minute = 9 sides-supported = one-sided, two-sided SLP は要求ドリブンのプロトコルである。つまり、ユーザ・エージェントが要求を送信しないかぎりはサービス・エージェント側に変化が起っても通知されない。しかし、2001 年 3 月に発行された RFC 3082 において実験された notification / subscription の機能を使用すればイベントドリブンでサービスを発見することも可能である。ただし、notification / subscription の機能は標準化されていない。
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