ティー‐エス‐ブイ【TSV】
TSV
読み方:ティーエスブイ
別名:タブ区切り
TSVとは、文字や文字列の間にタブ記号を挿入して区切りを設けること、あるいは、そのようにして各データを区切って管理するファイル形式のことである。
TSVは、表計算やデータベースのデータをテキストファイルで保存する場合などに利用される。カンマによってテキストデータを区切るCSV形式と共に、よく利用されるファイル形式であるといえる。
TSVもCSVも共にテキストファイルとして扱うことができるため、テキストエディタなどで手軽に編集することができ、大容量のファイルも比較的開きやすいといった利点がある。表計算ソフトで開けば、セルをピンポイントで修正したり、行や列を随意に挿入したり削除したり、といった操作も容易である。
ExcelやOpenOfficeのCalcなどでは、文書を新たに保存する場合、ファイルの種類としてCSVは選択可能であるがTSVは直接指定できない格好になっている。CSVの区切りをカンマからタブに変更することで、TSVとして出力することはできる。こうした背景もあってか、タブで区切られたTSVファイルもCSVと呼ばれるケースがままある。
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