つがるロマン【ツガルロマン】(食用作物)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第8280号 |
登録年月日 | 2000年 9月 5日 | |
農林水産植物の種類 | 稲 | |
登録品種の名称及びその読み | つがるロマン よみ:ツガルロマン | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 青森県 | |
品種登録者の住所 | 青森県青森市長島一丁目1番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 中堀登示光、高舘正男、三上泰正、横山裕正、小林渡、立田久善、前田一春、工藤龍一、舘山元春、川村陽一、津川秀仁、浪岡實、工藤哲夫、小山田善三 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「ふ系141号」に「あきたこまち」を交配して育成された固定品種であり,育成地(青森県黒石市)における成熟期は中生の中,稈長及び穂長がやや短で障害型耐冷性がやや強の水稲,粳種である。草型は偏穂重型,稈長はやや短,稈の細太はやや太,剛柔はやや剛,止葉の直立の程度は立,葉身の色は緑である。穂長はやや短,穂数はやや多,粒着密度はやや密である。穎色は黄白,ふ先色は黄白-黄,芒の有無と多少は中である。玄米の形は中,大小はやや小,精玄米千粒重は中,見かけの品質は上の中,光沢は良,腹白の多少は極少である。出穂期及び成熟期は中生の中,障害型耐冷性はやや強,穂発芽性は難,耐倒伏性は中,収量はやや多である。いもち病抵抗性推定遺伝子型はPi-a,Pi-i,穂いもち圃場抵抗性及び葉いもち圃場抵抗性はやや強である。「つがるおとめ」と比較して,芒が多いこと,いもち病抵抗性推定遺伝子型がPi-a,Pi-iであること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,昭和60年に出願者のほ場(青森県黒石市)において,「ふ系141号」に「あきたこまち」を交配し,63年にその実生の中から選抜,以後,固定を図りながら特性の調査を継続し,平成7年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお,出願時の名称は「青系115号」であった。 |
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