チャバネセセリとは? わかりやすく解説

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ちゃばね‐せせり【茶×翅挵蝶】

読み方:ちゃばねせせり

セセリチョウ科チョウ。翅(はね)は開張3センチくらいで黒褐色前翅には環状大小白点の列がある。草原多く敏速に飛ぶ。幼虫は稲・ススキ・笹などの食べる。


茶翅挵蝶

読み方:チャバネセセリ(chabaneseseri)

セセリチョウ科チョウ

学名 Pelopidas mathias


チャバネセセリ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/01 04:58 UTC 版)

チャバネセセリ
分類
: 動物界 Animalia
: 節足動物門 Arthropoda
: 昆虫綱 Insecta
: チョウ目(鱗翅目) Lepidoptera
上科 : セセリチョウ上科 Papilionoidea
: セセリチョウ科 Hesperiidae
亜科 : セセリチョウ亜科 Hesperiinae
: チャバネセセリ属 Pelopidas
: チャバネセセリ P. mathias
学名
Pelopidas mathias
(Fabricius, 1798)
和名
チャバネセセリ
英名
Dark Small-branded Swift
亜種
  • P. m. oberthueri Evans, 1937
  • P. m. mathias
  • P. m. repetita

チャバネセセリ(茶羽挵、学名Pelopidas mathias)は、セセリチョウ科分類されるチョウの一

分布

東アジアからオセアニアにかけての暖地に分布する。

日本周辺では亜種 P. m. oberthueri本州(越冬は関東沿岸部・中部地方以南の暖地)から南西諸島にかけて分布する[1]。日本各地で普通に見られるが、個体数はイチモンジセセリほど多くない[2]。草地や公園、田畑といった平地から中山部にかけての開けた場所や疎林に多い。

特徴

成虫の前翅長は 13-21mm。イチモンジセセリと比べてが縦に長い。また後翅裏の模様が白点4箇所である(イチモンジセセリは横に長い白点)ところで区別が可能。

年3-4回、6-11月頃に発生する。関東地方では秋に多く発生する[1]幼虫越冬する。本種を含むセセリチョウ類の特徴として飛翔が素早い。

幼虫の食草イネススキといったイネ科の植物や、タケ科カヤツリグサ科の植物である[1]

近縁種

関連画像

脚注

参考文献

  • 猪又敏男(編・解説)、松本克臣(写真) 『蝶』山と溪谷社〈新装版山溪フィールドブックス〉、2006年6月。ISBN 4-635-06062-4 
  • 須田真一、永幡嘉之、中村康弘、長谷川大、矢野勝也 著、日本チョウ類保全協会 編 『日本のチョウ』誠文堂新光社〈フィールドガイド〉、2012年4月30日。 ISBN 978-4416712030 

関連項目




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