トガリチャバネセセリとは? わかりやすく解説

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トガリチャバネセセリ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/05/02 03:15 UTC 版)

トガリチャバネセセリ
分類
: 動物界 Animalia
: 節足動物門 Arthropoda
: 昆虫綱 Insecta
: チョウ目(鱗翅目) Lepidoptera
上科 : セセリチョウ上科 Papilionoidea
: セセリチョウ科 Hesperiidae
亜科 : セセリチョウ亜科 Hesperiinae
: Pelopidas
: トガリチャバネセセリ
P.agna
学名
Pelopidas anga (Moore, [1866])[1]
和名
トガリチャバネセセリ(尖茶羽挵)
英名
The Large Banded Swift
亜種
  • P. a. agna (Moore, [1866])[1]
  • P. a. agnata Evans, 1937
  • P. a. dingo Evans, 1949

トガリチャバネセセリ(尖茶羽挵、 Pelopidas agna)は、チョウ目(鱗翅目)セセリチョウ上科セセリチョウ科に属するチョウの一種。

目次

概要

チャバネセセリと非常によく似ており、国内での本種の分布域にはチャバネもいるため区別しづらい。後翅裏の白斑が消失しかけること(ただし雌は明瞭になる)、前翅先端が尖ることで同定できる。前翅中央の黒ずむ線は雄の性標。明るい草地を好み、敏捷に飛ぶ。

成虫は多化性で年中発生。越冬態不定。幼虫の食草はササクサ・オガサワラスズメノヒエが記録されているが、他にもあるかもしれない。

分布

石垣島西表島与那国島に分布。ほか宮古島沖縄本島では記録がある。国外ではインドオーストラリア区。

分類

オーストラリア亜種 P. a. dingo

種の記載年については1865年とするものと1866年とするものがあり、ここで日本産昆虫目録データベース[1]に従い「[1866]」の表記とした。

基亜種 P. agna agna の他に少なくとも以下ものが亜種として区別されることがある[2]

出典

参考文献

  • 牧林功解説 『日本の蝶』成美堂出版、1994年、ISBN 4-415-08045-6
  • 日本環境動物昆虫学会編『チョウの調べ方』文教出版、1998年、ISBN 4-938489-11-2

関連項目

外部リンク

Bytterfly Cicle トガリチャバネセセリの成虫・幼虫・蛹




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