チェラスオーロ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/12/28 06:04 UTC 版)
「モンテプルチャーノ・ダブルッツォ」の記事における「チェラスオーロ」の解説
2010年から別個のD.O.C.となった、このロゼワイン (ロザート) タイプのモンテプルチャーノ・ダブルッツォは、「チェリーレッド」を意味するチェラスオーロ (Cerasuolo) のラベル表記があり、色素を多く含むモンテプルチャーノのブドウ果皮はごくわずかな浸漬(英語版)でも濃い色調をもたらすことと関係している。バスティアニッチによると、チェラスオーロはイタリアのロザートにしては飲みごたえのあるミディアムボディのワインとなり、オレンジピールやシナモン、イチゴやドライチェリーのアロマをもつ傾向があるという。2010年にこのワインのためのD.O.C.が設けられ、チェラスオーロ・ダブルッツォ (Cerasuolo d'Abruzzo) の名称で知られることとなった。「チェラスオーロ」という言葉はチェラスオーロ・ディ・ヴィットーリア(英語版) (Cerasuolo di Vittoria) を指すこともあり、こちらはネロ・ダヴォラ種(英語版)とフラッパート種(英語版)で作られるシチリアのD.O.C.G.認定辛口赤ワインであり、チェラスオーロ・ダブルッツォとは関係がない。
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