チェッカーフラッグのデザイン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/31 16:21 UTC 版)
「レース旗」の記事における「チェッカーフラッグのデザイン」の解説
チェッカーフラッグには標準的な設計がある。チェッカーフラッグは白と黒の正方形または長方形を市松模様に配置交互に構成されている。この模様の構成はレースシリーズによってレース旗のサイズから、白/黒の四角形の数、サイズ、長さも幅も比率も異なるが、旗棒の竿頭に近い旗地最上部の四角形は必ず黒になるように定められている点では共通している。 F1などの国際自動車連盟(FIA)傘下の競技では旗について明確な規定があるため、市松模様のみの典型的なチェッカーフラッグであるが、NASCARにおいては2004年からチェッカーフラッグの中心部にユニオン76やサンオコなど燃料サプライヤースポンサーのロゴが描かれたり、行われたレースの日付がチェッカーフラッグに縫い付けられたもの等、他のレースカテゴリーと違った特殊なチェッカーフラッグとなっている。又、NASCARにおいてはレースに使用されたチェッカーフラッグを優勝したチームに対してトロフィーと一緒に授与する。 NASCARでは2017年シーズンから3ステージ制を採用。緑と白の配色のチェッカーフラッグが導入され、第1ステージおよび第2ステージ終了時に振動掲示されることとなった。ステージ終了時にはグリーンチェッカーが振られ、着順が固定されるとともにフルコースコーションとなり、次のグリーンフラッグによりレース再開(リスタート)となる。第3ステージ終了は即ちレース終了であるため、通常の白黒のチェッカーフラッグが用いられる。 日本のオートレースではレース終了時の合図に、模様こそ市松模様だが白と赤で塗り分けされたチェッカーフラッグが使用されている。
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