レース再開
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/29 06:16 UTC 版)
「1978年イタリアグランプリ」の記事における「レース再開」の解説
レースは1周未満で中断したため、予選順のスタートからやり直しとなった。1時間後にフォーメーションラップが再開されたが、その最中にジョディー・シェクター(ウルフ)のマシンが「レズモ・カーブ」でクラッシュ。ドライバーたちはバリアの修復が終わるまでレースの開始を拒否した。そのためレースが再開されたのは午後6時近くで、周回数も52周から40周に短縮された。 スタートでは予選2位のジル・ヴィルヌーヴ(フェラーリ)が先行し、地元フェラーリファンの熱烈な声援を受けながらアンドレッティをリードした。終盤の36周目にアンドレッティがトップに立ち、そのままゴールするが、スタート時にアンドレッティ・ヴィルヌーヴ共にフライング・スタートを犯していたため、1分加算のペナルティーを課せられそれぞれ6位・7位に降格となった。これによりブラバムのニキ・ラウダとジョン・ワトソンが繰り上がって、1974年アメリカGP以来のワンツーフィニッシュという結果になった。そのラウダは早々とサーキットから去って行ったため、表彰台にはチャンピオンが確定的となったアンドレッティを呼び寄せた。
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