ダートサークルの境界線
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/04 04:26 UTC 版)
「ダートサークル」の記事における「ダートサークルの境界線」の解説
Clip 白線によるダートサークル(第85回選抜高等学校野球大会、2013年) 日本では、人工芝以外では芝の内野を持つ野球場はほとんどなく、全面が土であることが通例である。内野全面が土である野球場で上記ルールを適用するには、土と芝の境界線に代わる何らかの基準となる線が必要となる。そこでアマチュア野球のほとんどの団体・組織では、境界線の明確化のために白線を引くこととし、その大きさはルールに例示された直径26フィート円をそのまま採用することとした。プロ野球では明示的な線は引かれないが、ダートサークルは26フィート円を仮想し、これを越境したかどうかの判断は審判員が行う。人工芝の球場では既存のサークルがそのまま利用されている。 阪神甲子園球場では、春・夏の高校野球全国大会においてはダートサークルの白線が引かれているが、プロ野球阪神タイガースの試合においては上掲の理由でダートサークルの白線が引かれていない。同様に内野が土の地方球場もアマチュアではダートサークルが引かれプロ野球の試合では引かれない。ただし日米野球シリーズ・日本プロ野球80周年記念「阪神・巨人連合軍対アメリカ大リーグ選抜(2014年11月11日開催)」では甲子園で行われるプロ野球で初めてダートサークルを採用した(ホームベース付近とマウンドは赤土を使用)。
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