ダース・ベイダーとして
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/15 08:15 UTC 版)
「デヴィッド・プラウズ」の記事における「ダース・ベイダーとして」の解説
プラウズの名を一躍有名にしたのは、「スター・ウォーズ・シリーズ」エピソード4『新たなる希望』 - エピソード6『ジェダイの帰還』でのダース・ベイダー役である。ただ後述のように、それはスーツアクター的な役回りであった。 プラウズは声も担当したいと希望したが、なまりが強いことに制作者サイドが難色を示したため実現せず、ジェームズ・アール・ジョーンズが担当した。 プラウズは殺陣が苦手で、ライトセーバーを折ってしまうNGを連発したため、エピソード5『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』以降はそのシーンのみ殺陣指導のボブ・アンダーソンがアクターを担当している。 また、エピソード6『ジェダイの帰還』の終盤でベイダーのマスクが取れ、アナキン・スカイウォーカーとしての素顔を表す場面があるが、これもプラウズではなくセバスチャン・ショウが演じている。プラウズを外した理由は、プロデューサーのゲイリー・カーツによると、ジョージ・ルーカスがベイダーとしては若すぎると考えたため、同ロバート・ワッツ(英語版)によると、筋書きを知られてマスコミに流されたくなかったためとされる。しかし、プラウズがエピソード6の撮影中に受けたデイリー・メール紙の独占インタビュー記事で、ダース・ベイダーの死をスクープされたため、プラウズが情報を流したと信じたルーカスは激怒し、関係は険悪となった。しかしプラウズはリークを否定しており、後日、この記事を書いたデイリー・メール紙の記者ポール・ドノヴァンもリークしたのは匿名の別人だと証言している[要出典]。 プラウズとしても、吹替のみならずラストシーンまでないがしろにされたことでルーカスへの不満を抱いており、確執は続いた。そして2010年、プラウズはルーカスフィルム関連の公式イベントへの出入り禁止を言い渡されてしまった。 2015年、彼にスポットを当てたドキュメンタリー映画『I AM YOUR FATHER/アイ・アム・ユア・ファーザー』が制作された。
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