ダルマエナガ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2013/02/17 11:18 UTC 版)
ダルマエナガ | |||||||||||||||||||||||||||
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台湾産のbulomachus亜種
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保全状況評価[1] | |||||||||||||||||||||||||||
LEAST CONCERN (IUCN Red List Ver.3.1 (2001)) ![]() |
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分類 | |||||||||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||||||||
Paradoxornis webbianus (Gould, 1852) |
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和名 | |||||||||||||||||||||||||||
ダルマエナガ | |||||||||||||||||||||||||||
英名 | |||||||||||||||||||||||||||
Vinous-throated Parrotbill |
ダルマエナガ(達磨柄長、学名Paradoxornis webbianus)は、スズメ目ダルマエナガ科に分類される鳥類の一種である。
目次 |
分布
ロシアの極東沿海地方、中国東部および南部、朝鮮半島、台湾、ミャンマーの北部に分布する。生息地では留鳥で、渡りはほとんど行わない。
日本では迷鳥として、1984年に新潟県粟島で記録されただけである。本種は飼い鳥としても輸入されているため、かご抜けした個体である可能性もある。
形態
全長約12cm。全身桃色を帯びた暗い灰色だが、胸から腹にかけてはやや白味を帯びる。尾羽は長く褐色で、楔型をしている。嘴は短く丸い。雌雄同色である。エナガに似ているが、別の鳥である。
生態
平地の灌木帯、草地、疎林などに生息する。非繁殖期は、数羽から百羽程の群れを作って生活している。
嘴で植物の茎を割り昆虫類を捕食する。また、植物の種子も食べる。
小川の側の竹やぶや、草藪の中に営巣する。竹の葉や枯れ草などを使って、丸い塊状の巣を作る。1腹4-5個の卵を産む。朝鮮半島ではカッコウの托卵先になっている。
参考文献
- ^ BirdLife International (2012年), “Paradoxornis webbianus”, IUCN Red List of Threatened Species. Version 3.1 (International Union for Conservation of Nature) 2013年2月17日閲覧。
- 『日本の鳥 550 山野の鳥』、文一総合出版
- マイケル・ウォルターズ著、山岸哲監修、『世界「鳥の卵」図鑑』、新樹社、2006年、188頁
関連項目
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