ダブルディグリー取得制度
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/19 18:38 UTC 版)
「四天王寺大学」の記事における「ダブルディグリー取得制度」の解説
海外留学制度としてダブルディグリー取得制度を設けている。その内容は単位の半分を四天王寺大学で取得した後、オーストラリア・サンシャインコースト大学 (University of the Sunshine Coast) に留学し、残りの単位を取得する。その上で四天王寺大学、USC双方の学位(ディグリー)を取得できるというものである。四天王寺大学は大学生活4年のうち2年をオーストラリアですごし、時期を遅らすことなく卒業できることをうたい文句にしている。しかし4年で卒業は可能ではあるけれども個人差があり、卒業が1年以上遅れることもありうる。2008年2月現在対象は学部生(英語英米文化専攻と社会学科のみ対象)のみである。留学パターンは次のとおりである。 四天王寺大学で実施するTOEFL(マーク式、ライティングなし)で525点以上取得し、USC付属の語学学校 (ELC) で大学入学を目指す生徒専門のクラス (DEEP3) に入学。 480点上以上取得し、ELCの自分のレベルにあったクラスで勉強し、語学力を向上させる。 480点以下の場合はダブルディグリー制度を基本的にはできないが、私費留学というかたちでオーストラリアに渡り語学力を向上させる。 以上が基本であるが、例外的な措置もかなりある。1.が一番の近道であるが、DEEP3で学ぶことが、大学への入学を保障されるということではない。そのため一度入学の機会を逃してしまうと、セメスターごとに入学、ひいては卒業を先送りしなければならない。 このダブルディグリー制度を利用すると、ELC在学中は15万円の奨学金がもらえ、USCでは所定の単位分の学費は四天王寺大学が全額負担する(ただし四天王寺大学の学費は卒業するまで全額納めなければならない)。
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