ダックシティ小美屋川崎店
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/28 11:40 UTC 版)
「ダックビブレ」の記事における「ダックシティ小美屋川崎店」の解説
川崎市を拠点とする百貨店・小美屋(こみや)を前身とする。百貨店連合の直営になった後、1985年に百貨店連合がダックシティに法人名を変更した際に、屋号を「ダックシティ小美屋川崎店」とした。神奈川県内では初めて百貨店(デパート)内に郵便局が設置されたり、マクドナルドがテナントとして入居した店舗であった。 1986年(昭和61年)10月1日に川崎駅東口地下街アゼリアが開業したが、法令上の規制により地下街と接続するビルにコンクリートの障壁で遮蔽することを要求されたことで、店舗と地下街の接続が不可能となり、ダックシティ小美屋川崎店を含む商店街の回遊性が制限されたことで、競合他店に比べ、川崎駅からの来店経路の面で不利となった。こうした背景が影響し、売り上げ不振となって赤字に転落した。 1988年(昭和63年)3月11日に川崎駅に隣接する三菱電線工業跡に川崎ルフロンが開業し、ここに西武百貨店と丸井が進出して競争が激化。1996年(平成8年)に閉店した。 建物は数年後に解体された。現在、跡地はTOHOシネマズ川崎などが入店する川崎DICEとなっている。
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