タルシュの官僚・将軍
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/28 15:57 UTC 版)
「守り人シリーズ」の記事における「タルシュの官僚・将軍」の解説
アイオル タルシュ帝国の太陽宰相で、皇帝・オーラハンの右腕。かつては帝国に併合されたコーラナム王国国王の側室の子だったが、その優れた才能を見出され、太陽宰相に就く。就任後は帝国の最盛期を築く手腕を発揮した。前述の経歴とその人柄から、他の枝国出身官僚からは慕われている。臨終の際の皇帝から、後継者の名指しを任される。その1ヶ月後、ハザールとラウルに自領の統治状況と今後の展望を記した文書を差し出すよう言い渡すが、ラウルに「国獲りの功績を選定範囲に入れずに吟味する事は、父の遺志に反する」と言われるが、領地は皇帝から任された国土だけでなく、国獲りで得た枝国も入る、と説明する。そして、「功績とは、国獲りで得た枝国の数ではなく、その枝国を征服した事で領地と領民が豊かになっているかだ」と国獲りの真の意味を交えながら反論する。 ハミル タルシュ帝国の南翼宰相で、ハザールの右腕。カラル枝国の出身。 クールズ 演 - 小市慢太郎 タルシュ帝国の北翼宰相で、ラウルの右腕。生粋のタルシュ人で、属国の出身ながらも目ざましい出世をしているヒュウゴや新ヨゴ皇国皇太子のチャグムに対して威圧的な態度で臨むなど、タルシュ至上主義に傾きがちである。ヨゴ皇国征服の功で現在の地位についた、優秀な人物であるが、タルシュ人ゆえ枝国人の不満などの細かい箇所までに、目が届かない。 シュバル 演 - 角田信朗 タルシュ帝国〈北翼〉軍将軍で、対新ヨゴ皇国緒戦総指揮官。オルム王国やヨゴ皇国との征服戦争で活躍した英雄で、戦の天才。タラノ平野での緒戦で、三万の軍勢で新ヨゴ皇国軍二万五千を撃退した後、息子のラシュバンに兵を託し増援の一万の帝国軍を率いて、東回りで光扇京へ進撃する。 ラシュバン タルシュ帝国〈北翼〉軍将軍で、シュバルの長男。タラノ平野での緒戦後、父のシュバルから任された、二万のタルシュ軍を率いて、西回りで光扇京へ侵攻する。皇国軍の抵抗を殆ど受けずに、都に至る最後の要衝、ヤズノ砦の攻撃するが、背後からチャグム率いる、ロタ・カンバル連合軍に奇襲を仕掛けられ、大損害を被り、タラノ平野に設けた補給基地へ敗走する。
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