タッチスクリーン採用のSymbianスマートフォンの登場 (海外、2000年)
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海外において、2000年、Ericssonはタッチスクリーン採用のSymbianスマートフォンであるEricsson R380(英語版)を発売し、Nokiaはタッチスクリーン採用のシリーズ80(英語版)のSymbianスマートフォンを発売した。 2002年、Sony EricssonはSymbianスマートフォンとして、ソフトウェアプラットフォームにタッチパネルベースのUIQを採用するSony Ericsson P800(英語版)を発売した。UIQ向けのソフトウェア開発に必要なUIQ SDKはWeb経由で無料に提供されたため、非公認アプリの開発が盛んとなった。2003年、PC向けFPSゲーム『Doom』がSony Ericsson P800に移植され、『EDoom for the SonyEricsson P800』としてリリースされた (操作はスタイラスによる)。 モバイル向けの3Dゲームエンジンも登場した。2002年、FathammerはSony Ericsson P800等に向けて、モバイル向け3DゲームエンジンのX-Forge 3Dをリリースし、2003年、Synergenix Interactiveもモバイル向け3DゲームエンジンのMophunをリリースした。しかし、これら初期の3Dゲームエンジンは、ソフトウェアレンダリング技術に依存していた。 日本では、唯一2005年にUIQ採用Symbianスマートフォンのモトローラ M1000がドコモから発売されたものの、テンキーが無い機種であったため、スマートフォンではなく「PDAのような携帯電話」として扱われてしまったほか、M1000の後継機はWindows Mobileベースとなってしまった。
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