タイリース・マクシー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/31 05:03 UTC 版)
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フィラデルフィア・76ersでのマクシー
(2021年) |
|
フィラデルフィア・76ers No.0 | |
---|---|
ポジション | PG |
所属リーグ | NBA |
基本情報 | |
国籍 | ![]() |
生年月日 | 2000年11月4日(24歳) |
出身地 | テキサス州ダラス |
身長 | 188cm (6 ft 2 in) |
体重 | 91kg (201 lb) |
キャリア情報 | |
大学 | ケンタッキー大学 |
NBAドラフト | 2020年 / 1巡目 / 全体21位[1] |
フィラデルフィア・76ersから指名
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プロ選手期間 | 2020–現在 |
経歴 | |
2020- | フィラデルフィア・76ers |
受賞歴 | |
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Stats Basketball-Reference.com
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タイリース・マクシー(Tyrese Maxey; [ˈmæksɪ], 2000年11月4日 - )は、アメリカ合衆国・テキサス州ダラス出身のプロバスケットボール選手。NBAのフィラデルフィア・76ersに所属している。ポジションはポイントガード。
経歴
学生時代
テキサス州ガーランドのサウスガーランド高等学校を卒業後、ケンタッキー大学に1年間在籍し、2020年のNBAドラフトにアーリーエントリーした。
シクサーズ時代
2020年NBAドラフト1巡目全体21位でフィラデルフィア・セブンティシクサーズから指名されて入団した。2020-21シーズンはヘッドコーチにドック・リバースが就任し、開幕戦からベン・シモンズの控えとして出場した。初先発となった2021年1月10日のデンバー・ナゲッツ戦で自己最多の39得点、7リバウンド、6アシスト、2スティールを記録した[1]。39得点はNBA初先発の新人としては1970年以降で最多記録であった[2]。
2023-24シーズン、ジェームズ・ハーデンがトレードで移籍するとスターターに定着、平均得点を大きく伸ばし、このシーズン初めてオールスターに選出されただけでなく、MIP賞にも選出された[3]。
2024-25シーズン、度重なる怪我でキャリア最少となる52試合の出場に終わり、チームもプレイオフ進出を逃した[4]。
個人成績
略称説明 | |||||
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GP | 出場試合数 | GS | 先発出場試合数 | MPG | 平均出場時間 |
FG% | フィールドゴール成功率 | 3P% | スリーポイント成功率 | FT% | フリースロー成功率 |
RPG | 平均リバウンド数 | APG | 平均アシスト数 | SPG | 平均スティール数 |
BPG | 平均ブロック数 | PPG | 平均得点 | 太字 | キャリアハイ |
NBA
レギュラーシーズン
シーズン | チーム | GP | GS | MPG | FG% | 3P% | FT% | RPG | APG | SPG | BPG | PPG |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2020–21 | PHI | 61 | 8 | 15.3 | .462 | .301 | .871 | 1.7 | 2.0 | .4 | .2 | 8.0 |
2021–22 | 75 | 74 | 35.3 | .485 | .427 | .866 | 3.2 | 4.3 | .7 | .4 | 17.5 | |
2022–23 | 60 | 41 | 33.6 | .481 | .434 | .845 | 2.9 | 3.5 | .8 | .1 | 20.3 | |
2023–24 | 70 | 70 | 37.5 | .450 | .373 | .868 | 3.7 | 6.2 | 1.0 | .5 | 25.9 | |
2024–25 | 52 | 52 | 37.7 | .437 | .337 | .879 | 3.3 | 6.1 | 1.8 | .4 | 26.3 | |
通算 | 318 | 245 | 32.0 | .461 | .381 | .866 | 3.0 | 4.4 | .9 | .3 | 19.5 | |
オールスター | 1 | 0 | 17.0 | .600 | .500 | 1.000 | 3.0 | 3.0 | .0 | .0 | 10.0 |
プレーオフ
シーズン | チーム | GP | GS | MPG | FG% | 3P% | FT% | RPG | APG | SPG | BPG | PPG |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2021 | PHI | 12 | 0 | 13.0 | .439 | .333 | .636 | 1.8 | 1.3 | .3 | .5 | 6.3 |
2022 | 12 | 12 | 40.4 | .484 | .377 | .940 | 3.5 | 3.9 | .8 | .2 | 20.8 | |
2023 | 11 | 11 | 38.5 | .427 | .400 | .903 | 4.8 | 2.3 | 1.4 | .5 | 20.5 | |
2024 | 6 | 6 | 44.6 | .478 | .400 | .893 | 5.2 | 6.8 | .8 | .3 | 29.8 | |
通算[5] | 41 | 29 | 32.5 | .458 | .389 | .870 | 3.6 | 3.1 | .8 | .4 | 17.8 |
カレッジ
シーズン | チーム | GP | GS | MPG | FG% | 3P% | FT% | RPG | APG | SPG | BPG | PPG |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2019–20[6] | ケンタッキー | 31 | 28 | 34.5 | .427 | .292 | .833 | 4.3 | 3.2 | .9 | .4 | 14.0 |
選手としての特徴
- ポイントガードながら大学時代のスリーポイントフィールドゴール成功率が29.2%と苦手としていたが、キャリア3年目となる2022-23シーズンには平均2.7本を記録し、確率は43.3%まで上昇させた。
関連項目
脚注
- ^ “手負いのシクサーズ、登録人数ギリギリでプレーもナゲッツに敗戦”. フランス通信社 (2021年1月10日). 2021年1月11日閲覧。
- ^ “Sixers news: Tyrese Maxey joins Allen Iverson in franchise lore” (英語). en:ClutchPoints (2021年1月10日). 2021年1月11日閲覧。
- ^ “4年目でオールスターに初選出されたシクサーズのタイリース・マクシーがMIPに選出”. バスケットボールキング (2024年4月24日). 2024年4月24日閲覧。
- ^ “ケガに苦しみ大不振に終わったセブンティシクサーズ、タイリース・マクシー「健康であれば常にチャンスがある」”. バスケットボールカウント. 2025年4月17日閲覧。
- ^ “Tyrese Maxey Stats”. Basketball-Reference.com. 2022年6月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年6月18日閲覧。
- ^ “Tyrese Maxey College Stats”. Sports-Reference.com. 2022年5月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年6月18日閲覧。
外部リンク
- タイリース・マクシー --- ドラフト情報 --- NBADraft.net ,DraftExpress.com
- タイリース・マクシーの通算成績と情報 Basketball-Reference、ESPN、Eurobasket、Yahoo
- タイリース・マクシー (@TyreseMaxey) - X(旧Twitter)
- タイリース・マクシー (100045522699698) - Facebook
- タイリース・マクシー (@tyresemaxey) - Instagram
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