ズオム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/04 05:45 UTC 版)
漫画『機動戦士ガンダムU.C.0096 ラスト・サン』に登場する専守防衛用のハンドメイドMS。 ジオン軍残党のムサイ級軽巡洋艦「メイルメル」のメカニックであるエージス・ソートンによって2機が製造される。リック・ドムをベースにしているが、内装は長年集めたジャンクパーツを加工流用しているため、2機のスペックと操縦特性にはかなりのばらつきがある。なお、1番機はゲルググ用のビーム兵器も使用可能となっている。外観は頭部、胸部、脛部以外はリック・ドムと変わらない。胸部にもモノアイ・レールがあり、索敵・偵察時にはモノアイが移動し広域モードとなる。1番機は頭部にブレード・アンテナをもち、エミコ・ジェラードのパーソナル・カラーである青銅色を、2番機は緑を基調に塗装されている。 宇宙世紀0096年、「袖付き」に合流するための手土産として、連邦軍の式典用に建造された多用途輸送艦「アンヴァル」を襲撃。1番機にエミコ、2番機に初陣であるガンズ・ランが搭乗する。作戦は失敗に終わるが、直後に襲来したフェネクスにより1番機は頭部と右腕を破壊される。その後も修理されぬまま出撃している。2番機は戦闘に参加せずに終わり、その後も登場しない。
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