スーリヤ・バハドゥル・タパとは? わかりやすく解説

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スーリヤ・バハドゥル・タパ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/07 01:38 UTC 版)

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スーリヤ・バハドゥル・タパ

スーリヤ・バハドゥル・タパネパール語:सूर्य बहादुर थापा、: Surya Bahadur Thapa1928年3月21日 - 2015年4月15日)は、ネパール保守政治家。3人の国王の下で5回、首相を務めた。旧王党派。一人の息子と、三人の娘がいる[1]

首相の任期は次の通り。

はじめの3回は無政党で、後の二回は国民民主党(タパ派)に属した。

生涯

1928年3月21日、タパはダンクタ州ムガで生まれた。その後、インドのアラーハーバード大学を卒業(教養学士)。クルクシェートラ大学から名誉文学博士の称号を授与されている。

1963年マヘンドラ国王から首相に任命されたのをはじめ、その後もビレンドラの治世でも首相に任命されている[2]ロケンドラ・バハドゥル・チャンダと対立関係にあり、それぞれの首相在任期間中にたびたび内閣不信任案を出している[3]

2003年6月4日、チャンダが辞任したことにより、タパはギャネンドラ国王により、5度目の首相に任命された[4]

2004年5月7日、国民の不満の高まりにより、国王独裁を手放すことを余儀なくされたとき、辞任した。後任にはシェール・バハドゥル・デウバが就任した。

2015年4月15日ニューデリーの病院で死去した。

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ Former Nepal PM Surya Bahadur Thapa dies”. Times of India (2015年4月16日). 2015年4月16日閲覧。
  2. ^ 佐伯『世界歴史叢書 ネパール全史』、p.673
  3. ^ 佐伯『世界歴史叢書 ネパール全史』、p.660
  4. ^ 佐伯『世界歴史叢書 ネパール全史』、p.685

参考文献

  • 佐伯和彦 『世界歴史叢書 ネパール全史』 明石書店、2003年。 

関連項目

先代:
ロケンドラ・バハドゥル・チャンダ
ネパールの首相
1997年 - 1998年
次代:
ギリジャー・プラサード・コイララ
先代:
ロケンドラ・バハドゥル・チャンダ
ネパールの首相
2003年 - 2004年
次代:
シェール・バハドゥル・デウバ



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